

たまり醤油に出汁を加えた黒い濃厚な独特のタレを、ずんぐりとした太く柔らかい麺にからめて食べます。その歴史は古く、昔は「素うどん」と呼ばれ、古く江戸時代以前よりこの地の農民はうどんに地味噌からできた「たまり」を少しかけ食べていたのが初めだといわれています。
店ごとに出汁の違いで味わいは多様。姉妹館の「長門館」では特製の甘辛ダレの伊勢うどんをお楽しみいただけます。


伊勢の象徴とも言える「伊勢エビ」。弾力のある引き締まった身は焼いて良し、ゆでて良し。甘くてプリプリな歯ごたえの新鮮な伊勢海老の活き造りはもちろんオススメです。秋冬の伊勢志摩の贅沢品です。
10月~3月


伊勢湾特有の潮流が育む牡蠣は肉厚で味も濃厚。特に旬を迎える冬場は、身が締まってミルキーで濃厚な最高の牡蠣が味わえます。近年鳥羽で食べられるようになった「岩がき(いぼがき)」は夏に食べられ非常に希少で絶品。市場に出回ることの少ないこの珍味をぜひ一度ご賞味ください。
12月~4月


鳥羽や志摩の海女さんが手でひとつひとつ丁寧に獲るあわびは、究極の贅沢品。ぷりっとした活き造りもオススメです。
8月~9月


昔、志摩の漁師さんが船上で釣ったばかりのカツオを醤油漬けにし、酢飯と豪快に手でこねたことが起源とされる料理。新鮮なカツオと醤油の味わいが存分に楽しめます。